作曲の値段を試算する

作曲の値段を試算する

2019年11月24日
MUSIC
公開日2019/11/24, 更新日2020/2/29

・はじめに

こんにちは、soublogを運営している作曲家の颯 Souです。

【経歴】
京大院卒業・航空宇宙工学を専攻⇒大企業・月収30万で何か違うと思う⇒自由を求め脱出
⇒作曲家⇄ブロガー⇄Webクリエイター⇒STEAM+M Labオンライン研究所を設立。
【経過】
SNS総フォロワー数1400超。
19曲リリース⇒AWA動画広告BGMプログラム採用実績あり。
ブログ291記事⇒月1万PV達成。

作曲家フリーランスを目指してふと、お給料の面が気になりました。

このまま、どういう風に作曲と付き合っていたらいいか考えるために、簡単な試算をしてみました。

作曲家を目指す方は参考にしてください。

結論は、人気になるまでは、兼業をすべきだということです。

作曲一本では難しいでしょう。

目次は次のとおりとなっています。

  • サラリーマンとして360万円の給料がもらえるわけ
  • 作曲家の稼ぎは青天井だが、実力によって差がでる
  • 作曲の1曲あたりの値段を試算する
  • まとめ

それでは、解説します。

・サラリーマンとして360万円の給料がもらえるわけ

サラリーマンから、作曲家に転向して思うことがありますので、まとめてみます。

サラリーマンの場合は、毎日働いていると中央値で360万円もらえるそうです。

日本全体の年収中央値は360万円!?平均年収との違いを徹底解説

360万円あれば、質素かもしれませんが、家族で暮らしていくことはできると思います。

サラリーマンの方もこの360万円、自分のスキルにしては低すぎないか?

と疑問に思うこともあるかもしれません。

会社というのは、スキル面を重視するというより「人一人雇って、次の日会社に来てくれるにはいくら必要か?」を基準に給料を決めています。

例えば、ある男性には、奥さんと子供がいるとします。

まず、食事が必要です。

また住まいも必要です。

衣服も必要です。

また、子供は教育を受けるので学費が必要です。

電気代、光熱費、水道代も必要です。

健康保険や年金も必要です。

このように、あげればきりがないですが、トータルで360万円という給料を渡すと、安心して会社で働いてもらえるという考えがまずあると思います。

さらに、男性は、次の日張り切って働くための、娯楽も必要でしょう。

なので、すべてを加味して、360万円という金額が決まっています。

また賃金が決まる要因は、専門性だと思います。

専門のスキルは、会社に入る前に時間を投資して磨き上げてきたものです。

医者や弁護士が給料が高いのは、まず医者や弁護士になる前に一生懸命勉強して、専門の知識をつけてきたからだと思います。

需要と供給のバランスによって給料は決まりますが、医者や弁護士は、能力が高くて代わりの人が見つかりにくいので、それだけ価値は高まります。

掃除をする方は、確かにきれいに掃除をする方法はノウハウがあるかもしれませんが、1週間程度で掃除の知識を得れる分、先行投資がないので、賃金は低いままです。

・作曲家の稼ぎは青天井だが、実力によって差がでる

上記のように、まずサラリーマンのお給料の決まり方について私なりの考え方を述べたわけですが、作曲家となると話は別です。

稼ぎは、働きぶりによって左右されます。

良くも悪くも実力次第といったことだと思います。

フリーランスクリエイターの良いところは信用の蓄積は自分の財産となります。

最初は、雀の涙ほどの給料かもしれませんが、信用の蓄積により稼ぎが跳ねるかもしれません。

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・作曲の1曲あたりの値段を試算する

やっと本題ですが、作曲家になってこれから作曲で稼いでいくことを考えると、1曲いくらで売れるようにならないといけないか?

ということを疑問に思いました。

これは、働き方によって考え方が異なります。

・コンテストの確率から考える場合
・作曲の依頼を定期的に受けて仕事をする場合
・あなたが人気Youtuberだった場合

なお、試算は統計を取っているわけではなく、あくまで単純計算によるものです。

ざっくりイメージをもってもらうために試算しています。

コンテストの確率から考える場合

例えば、1/100の確率でコンテストに採用されるとします。

もし、自分の実力が参加者と同レベルだと考えると、100曲書くと、1曲ヒットするわけです。

100曲書くためには、1年間に5曲書いたとして、20年かかります。

20年間の給料は、360万円/年×20年=7200万円。

つまり、ヒット曲の1曲あたりの値段は7200万円となります。

私が思うに、ヒットする曲を手掛けるのは、それだけ重みがあります。

7200万円得てやっと、20年間、3人家族で質素に暮らしていけるのです。

作曲の依頼を定期的に受けて仕事をする場合

もし、あなたが会社から契約をしていて、作曲の依頼を定期的に受注できるとします。

1年のうち6曲の依頼、すなわち2か月に1回のペースで依頼を受けたとします。

すると、一回あたりの曲の値段は、360万円/6曲=60万円/曲。

つまり1曲60万円です。

2か月に1回曲を書き、60万円をうけとることを1年繰り返して、やっと360万円というお金を手にできます。

あなたが人気Youtuberだった場合

1再生0.1円で、10万回再生された場合は、1回動画投稿あたり1万円の収入が入ります。

例えば、1年間に360万円稼ごうとおもえば、360回動画をつくらないといけません。

1年間に6曲作り、残り354日は雑記動画だとすると、毎日配信大変ですが、成り立ちそうです。

それでは、100万回再生された場合は、1回動画投稿あたり、10万円の収入がはいります。

1年間に360万円稼ごうと思えば、36回動画を作るだけでよくなります。

36回投稿のうち6曲作り、30回は雑記動画だとすると、これは成り立ちそうですね

今回のYoutubeのケースでは、1年間に6曲作ることなので、360万円/6曲=60万円/曲(雑記動画投稿を含む)

つまり作曲家としては、Youtubeに雑記動画を上げる作業込みで1曲60万円ということになります。

ただ、10万回再生されるのは、とても難しいことだと思います。(100万人登録レベルで一部のYoutuberのみ)

・まとめ

お気づきの方もいると思いますが、作曲家は人気な一部の人しか生きていけない、そんな難しい世界であるといえます。

ほとんどの人が、兼業をして傍ら作曲活動をしているのではないかと思いました。

でも、作曲家には夢があるのはいうまでもありません。

先ほど試算したのは、単純な計算で実際と乖離があるかもしれませんが、スケール感はあっていると思います。

参考になれば幸いです。

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