公開日2020/8/10 更新日2021/2/22
・はじめに
こんにちは、soublogを運営している作曲家の颯 Souです。

小学校でピアノを習い、中学校でアコギを買い、高校でエレキを始め、大学で軽音サークルに入り、社会人から作曲家でボカロPとして音楽活動をしています。
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【経歴】京大院卒/大企業/自由を求め脱出/作曲家・ブロガーのフリーランス/
【作曲】20曲リリース/AWA動画広告BGMプログラム採用実績あり/Audiostock審査通過
【ブログ】soublog469記事/昨年13万PV
DAWで一生懸命ミキシングをしても、スマホで聴くと音割れ・音のバランスが崩れると悩んでませんか?
自分のパソコンがおかしいのではと勘違いしているケースもあると思います。
実は、これはミキシングをする人共通の悩みなのです。
DAWでオーディオインターフェイスで聴きながらミキシングするときは、バランスのとれたいい音に聞こえるのに、スマホで聴くと音のバランスが悪かったり音が割れたりするんです。
私は、これまでオーディオインターフェイスの音でミキシングの最終チェックをしてました。
でも、あるとき友人に指摘されたんですね。
ほとんどの人はスマホで音楽を聞くから、スマホベースで音のチェックをすべきだと。
これは一本取られました。
いくら、オーディオインターフェイスを通した音を聞いて最高の音になったとしても、いざスマホできくと音割れが発生していては、だめだったんだなと。
スマホで音割れを発生しない方法が分かりましたので、それを紹介します。
それは、音のバランスのフェーダーの調節の仕方にあるんですね。
目次は次の通りです。
- ミキシングのコツ
・音割れ対策
・音のバランス対策 - まとめ
・ミキシングのコツ
ミキシングで大切なことは、スマホで聴いたときに音割れがしないようにすることです。
いくらヘッドホンをつけて、いいオーディオで聴いて良音だったとしても、たくさんの人が聞くスマホで悪い音だったら、意味ないですよね。
たくさんのアーティストが、スマホの聞こえ方とオーディオの聞こえ方が異なるということに悩んでます。
せめて、スマホでは音割れをしないようにミキシングができたらいいですよね。
そのコツをお話します。
なお、CubaseのAI 9を使って解説しますが、基本的に考え方はどのDAWソフトを使っても同じです。
・音割れ対策
それぞれの楽器の音量を調節するために、フェーダーを使います。
「デバイス」→「MixConsole」で開きます。

すると、各楽器の音量を調節できるフェーダーが表示されます。
音の大きさは、緑のインジケーターで示されています。

もし、このインジケーターが、あるラインを超える(スレッショルド)と、オレンジ色になります。

曲を再生中に、オレンジ色になったら注意です。
オレンジ色になった場合は、スマホで聴くと、音割れしている可能性があります。
オーディオインターフェイスを使うと、オレンジ色でも迫力のあるいい感じに聞こえるときがあるので、なおさら注意ですね。
もし、インジケーターがオレンジ色になっていたら、フェーダーを下げて、緑のラインに収まるようにしてください。
・音のバランス対策
スマホで聴いた時、ギターが大きすぎる、ピアノが大きすぎるなどがあると思います。
これも、緑のインジケーターの音の大きさを揃えるようにするとそれを防げます。
もちろん、耳で確かめながら行うのですが、緑のインジケーターの高さは参考になります。
他の音と比べて、明らかに緑のインジケーターの高さが異なる場合は注意が必要です。
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・まとめ
スマホで聴くと、音割れがしたり音のバランス悪いときは、ミキシングの際、音のバランスを意識してください。
スマホで音割れが発生するときは、フェーダーで緑のインジケーターがスレッショルドに達しオレンジ色にならないようにすることが大切です。
オーディオインターフェイスで聴いたら、緑のインジケーターがオレンジ色になっても、そんなに悪い音に聞こえず、逆に迫力があるように聞こえるので、勘違いを起こしやすいです。
また、スマホで音のバランスが悪いときは、フェーダーで緑色のインジケーターの高さを揃えるようにしてください。
以上、参考になれば幸いです。