公開日2020/12/20 更新日2020/12/20
・はじめに
こんにちは、soublogを運営している作曲家の颯 Souです。
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【経歴】京大院卒/大企業/自由を求め脱出/作曲家・ブロガーのフリーランス/
【作曲】20曲リリース/AWA動画広告BGMプログラム採用実績あり/Audiostock審査通過
【ブログ】soublog467記事/月1万7千PV
キーボードで作曲する方法が知りたいと思っていませんか?
midiなんて言葉を聞いたことあるでしょうか。
midiとは、電子楽器の演奏データを機器間で転送、共有するための規格です。
私は、midiを触る前、midiは専門的で使うのが難しいだろうなと決めつけていました。
しかし、使ってみるととても簡単でした。
今回は、Cubaseでmidiの使い方を解説します。
midiを使うメリットとしては、転送、共有の他にも、
・楽譜にできる
・移調ができる
・テンポが後から変えられる
・ノイズが入りにくい
などメリットがあります。
WAVやmp3データにしてしまったらできないことも、midiなら可能なんですね。
目次は次の通りです。
- midiの使い方
・準備
・Cubaseでの操作方法 - midiのメリット
・楽譜にできる
・移調ができる
・テンポが後から変えられる
・ノイズが入りにくい - まとめ
それでは解説します。
・midiの使い方
・準備
キーボードで作曲するには、midi専用のコントローラーが必要です。
midiキーボードと呼ばれるものです。
マウスでも入力できますが、midiキーボードを使えば、演奏しながら録音ができます。
下記リンクから、KORGのmicroKEYの25鍵盤、37鍵盤、49鍵盤、61鍵盤が選べます。
KORG 定番 USB MIDIキーボード microKEY-25 音楽制作 DTM 省スペースで自宅制作に最適 すぐに始められるソフトウェアライセンス込み 25鍵あなたは、どの鍵盤数がいいですか?
ちなみに、私は37鍵盤を使っています。
USBになっていますので、オーディオインターフェイスがなくても直接パソコンに接続が可能です。
それでは、midiキーボードのUSBをパソコンにつないでください。
DAWソフトとしてCubaseを使って解説します。
Cubaseの導入方法は、下記ブログを参考にしてください。
・Cubaseでの操作方法
Cubaseを立ち上げます。
「プロジェクト→トラックを追加→MIDI」を選択します。

名前は、トラックの名前です。
数は、トラックの数です。
名前をTEST、数を1にします。
TESTという名前のトラックをたくさん作りたい方は、数を増やしてください。
なお、数を増やした場合は、下記のようにTEST1, TEST2, TEST3、、、のように連番になります。

録音したいトラックをクリックし、録音可能となるように、赤の表示にします。

メトロノームをかけましょう。
「トランスポートパネル→メトロノームの使用」をクリックします。
テンポの設定です。
「トランスポート→トランスポートパネル」をクリックします。
下記の欄でテンポを調節できます。

下記、トランスポートパネルの録音のボタンを押します。
録音スタートです。
midiキーボードの鍵盤を打ち込んでいきます。

下記赤枠で囲った編集パネルから、トラックを分割したりくっつけたり、色を塗ったりできます。

下記、ミュートボタンが黄色に点灯している場合は、音が鳴りませんのでご注意ください。

・midiのメリット
・楽譜にできる
楽譜(スコア)を紙やPDFに出力したい場合は下記を参考にしてください。
・移調ができる
midiのトラックは移調ができます。
MIDIモディファイアーの移調を上下に調整します。
プラス1すると半音あがり、マイナス1をすると半音下がります。

また、トラックの一部を移調する場合は、下記記事を参考にしてください。
・テンポが後から変えられる
midi入力後に、曲全体のテンポを変えることができます。
下記の欄でテンポを調節できます。

・ノイズが入りにくい
midiは、オーディオインターフェイスを使ったライン入力違って、ノイズが入りにくいです。
しかし、midiで入力してもノイズが入る場合があります。
その場合は、下記iZotope Rxシリーズでノイズ除去をすることができます。
・まとめ
midiの使い方の解説をしました。
初心者でも簡単に使うことができることが分かったと思います。
midiを使うメリットとしては、転送、共有の他にも、
・楽譜にできる
・移調ができる
・テンポが後から変えられる
・ノイズが入りにくい
などのメリットがあります。
以上、参考になれば幸いです。