この記事の信頼性
- 筆者は颯 Souで作曲家です
- アコギが好きです
- ボカロ曲は20曲リリースしました
- このブログを「soublog」と覚えてください
- 読者に有益な情報となり、少しでも日々の生活を明るくできるよう心がけて執筆します
キーボードで作曲する方法が知りたいと思っていませんか?
midiなんて言葉を聞いたことあるでしょうか。
midiとは、電子楽器の演奏データを機器間で転送、共有するための規格です。
私は、midiを触る前、midiは専門的で使うのが難しいだろうなと決めつけていました。
しかし、使ってみるととても簡単でした。
今回は、Cubaseでmidiの使い方を解説します。
midiを使うメリットとしては、転送、共有の他にも、
・楽譜にできる
・移調ができる
・テンポが後から変えられる
・ノイズが入りにくい
などメリットがあります。
WAVやmp3データにしてしまったらできないことも、midiなら可能なんですね。
目次は次の通りです。
・midiの使い方
・準備
キーボードで作曲するには、midi専用のコントローラーが必要です。
midiキーボードと呼ばれるものです。
マウスでも入力できますが、midiキーボードを使えば、演奏しながら録音ができます。
下記リンクから、KORGのmicroKEYの25鍵盤、37鍵盤、49鍵盤、61鍵盤が選べます。
KORG 定番 ワイヤレス MIDIキーボード microKEY Air-25 音楽制作 DTM 省スペースで自宅制作に最適 持ち運び すぐに始められるソフトウェアライセンス込み 25鍵あなたは、どの鍵盤数がいいですか?
ちなみに、私は37鍵盤を使っています。
USBになっていますので、オーディオインターフェイスがなくても直接パソコンに接続が可能です。
midiキーボードのUSBをパソコンにつないでください。
またUSB接続に加えて、Bluetooth MIDIによるワイヤレス接続ができます。
DAWソフトとしてCubaseを使って解説します。
※midiをつないでも音がならないときは、Cubaseを立ち上げる前にmidiをつないでみてください。
・Cubaseでの操作方法
Cubaseを立ち上げます。
「プロジェクト→トラックを追加→MIDI」を選択します。
![CUBASEでmidiを立ち上げたときの、トラック設定画面。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi1.png)
名前は、トラックの名前です。
数は、トラックの数です。
名前をTEST、数を1にします。
TESTという名前のトラックをたくさん作りたい方は、数を増やしてください。
なお、数を増やした場合は、下記のようにTEST1, TEST2, TEST3、、、のように連番になります。
![CUBASEでmidiを設定したとき、5つのトラックができている様子。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi2.png)
録音したいトラックをクリックし、録音可能となるように、赤の表示にします。
![Midiトラックが録音可能になっているかの確認画面。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi3.png)
メトロノームをかけましょう。
「トランスポートパネル→メトロノームの使用」をクリックします。
テンポの設定です。
「トランスポート→トランスポートパネル」をクリックします。
下記の欄でテンポを調節できます。
![トランスポートパネルのテンポの解説図。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi5-1024x100.png)
下記、トランスポートパネルの録音のボタンを押します。
録音スタートです。
midiキーボードの鍵盤を打ち込んでいきます。
![トランスポートパネルの録音ボタンの解説図。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi4-1024x100.png)
下記赤枠で囲った編集パネルから、トラックを分割したりくっつけたり、色を塗ったりできます。
![トラックの編集パネルの解説図。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi6.png)
下記、ミュートボタンが黄色に点灯している場合は、音が鳴りませんのでご注意ください。
![ミュートになっていると音がならないという解説図。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi7.png)
・midiのメリット
・楽譜にできる
楽譜(スコア)を紙やPDFに出力したい場合は下記を参考にしてください。
・移調ができる
midiのトラックは移調ができます。
MIDIモディファイアーの移調を上下に調整します。
プラス1すると半音あがり、マイナス1をすると半音下がります。
![MIDIモディファイア―の移調の解説図。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi8.png)
また、トラックの一部を移調する場合は、下記記事を参考にしてください。
・テンポが後から変えられる
midi入力後に、曲全体のテンポを変えることができます。
下記の欄でテンポを調節できます。
![テンポ変更の解説図。](https://soublog-goodluck.com/wp-content/uploads/2020/12/midi5-1024x100.png)
・ノイズが入りにくい
midiは、オーディオインターフェイスを使ったライン入力違って、ノイズが入りにくいです。
しかし、midiで入力してもノイズが入る場合があります。
その場合は、下記iZotope Rxシリーズでノイズ除去をすることができます。
・まとめ
midiの使い方の解説をしました。
初心者でも簡単に使うことができることが分かったと思います。
midiを使うメリットとしては、転送、共有の他にも、
・楽譜にできる
・移調ができる
・テンポが後から変えられる
・ノイズが入りにくい
などのメリットがあります。
※流行りのボカロを選ぼう
今流行っているボカロを知ってますか?
たくさんの人が好きなボイスについて調べてみました。
詳細は下記。
ボカロ徹底比較!何のボイスバンクを使う?流行り曲から調べてみた
※ボカロpvを作ってYoutubeに投稿しよう
お金に余裕がある方は、ボカロpvを作ってみましょう。
pvは、ミュージックビデオのことです。
pvを投稿すればYoutubeの反応もよくなりますよ。
pvを作るにはイラストレーターとタッグを組むのが一番です。
イラストレーターとタッグを組む方法は知っていますか?
誰でもできる具体的方法は下記。
ボカロMV(ミュージックビデオ)の作り方!イラストレーターとタッグを組む方法
以上、参考になれば幸いです。