この記事の信頼性
- 筆者は颯 Souで作曲家です
- アコギが好きです
- ボカロ曲は20曲リリースしました
- このブログを「soublog」と覚えてください
- 読者に有益な情報となり、少しでも日々の生活を明るくできるよう心がけて執筆します
作曲の極意を知りたくないですか?
何かいい作曲のいい方法があるはずですよね。
私も作曲家ですので、あなたになにか提案をしたいところです。
音楽のニュアンスって何で決まるのだろうと考えたところ、その秘密の一つはコード進行に隠されています。
もちろん、コード進行だけでなく、リズムやメロディーによっても決まりますが、初心者が曲のニュアンスを変えるには、コード進行が一番分かりやすいと思うんです。
「ありきたりなコード進行は嫌いだし真似をするのは嫌いだ。」
私もそういう気持ちはあります。
長いこと作曲をしてきたアーティストなら思うことかもしれませんが、自分でコード進行を作りだすことが、最も自分にとって心地よいことだと考えています。
さらに、自分で思いついた曲で人を魅了したい。
作曲者ならそんな風に思うと思います。
しかしオリジナルでリスナーを魅了する域に達するにはたくさんコード進行に触れる必要があります。
コード進行を勉強するコツをしっておくと、より早くその域に達することができます。
そして、フィーリングを大切にし、分析した結果良いと思うコード進行をストックしていくといいでしょう。
とっておきのコード進行の勉強法のコツを紹介します。
目次は次の通りです。
・作曲の極意はフィーリングを大切にすること
まず、作曲する上で大切にしてほしいので、自分のフィーリングを大切にするということです。
作曲する上で、まず自分は素敵な曲を作れるんだという気持ちを持つことからスタートします。
そして、適当にコード進行をひいてみてください。
何度も何度もコード進行をひいてみてください。
そのコード進行は、自分が素敵だと思いますか?
もし、素敵だと思えればそのコード進行をストックします。
ストックとは書き留めて貯めていくことです。
また、もし素敵だと思えなければ、何回もやり直します。
作曲って何かルールがってそれを学べばいいんじゃないの?
と思うかもしれませんが、私の思う作曲のコツはまず第一に「フィーリングを大切にする」というのがあります。
作曲するのが作業になっていませんか?
もし作業になっているのなら、気持ちを改めるほうがいいですね。
作曲は、曲を創造するという意味で、クリエイティブな行動です。
なので、そのクリエイティブな気持ちをもって、「まだ世にでていない、素晴らしいメロディーを作曲しよう」と気持ちを高めて、フィーリングを大切にすることが作曲の極意です。
・コード進行を分析する
自分で作ったものでもいいし、他のアーティストが作ったコード進行を見てみて下さい。
例えば、C→F→G→Cといくコード進行があったとします。
これは、度数で表すと、I→IV→V→Iということになります。
F→B♭→C→Fの場合はどうでしょうか。
下記表の「いろんなKeyでのダイアトニック」を見てもらうと、一番上に度数が書いてあり、照らし合わせてみてください。
これも、度数で表すとI→IV→V→Iとなります。
Keyは違いますが、C→F→G→CとF→B♭→C→Fは進行が同じということがわかります。
このように、重複をさけるため、コード進行をストックするときは度数でストックすると良いです。
いろんなKeyでのダイアトニックコード
Key | I | IIm | IIIm | IV | V | VIm | VIIm(-5) |
Key=C | C | Dm | Em | F | G | Am | Bm(-5) |
Key=D♭ | D♭ | E♭m | Fm | G♭ | A♭ | B♭m | Cm(-5) |
Key=D | D | Em | F♯m | G | A | Bm | C♯m(-5) |
Key=E♭ | E♭ | Fm | Gm | A♭ | B♭ | Cm | Dm(-5) |
Key=E | E | F♯m | G♯m | A | B | C♯m | D♯m(-5) |
Key=F | F | Gm | Am | B♭ | C | Dm | Em(-5) |
Key=G♭ | G♭ | A♭m | B♭m | B | D♭ | E♭m | Fm(-5) |
Key=G | G | Am | Bm | C | D | Em | F♯m(-5) |
Key=A♭ | A♭ | B♭m | Cm | D♭ | E♭ | Fm | Gm(-5) |
Key=A | A | Bm | C♯m | D | E | F♯m | G♯m(-5) |
Key=B♭ | B♭ | Cm | Dm | E♭ | F | Gm | Am(-5) |
Key=B | B | C♯m | D♯m | E | G♭ | G♯m | A♯m(-5) |
・自分の好きなコード進行をストックする
では、自分が作曲したコード進行をKey=Cで統一して、度数を書き出してみてください。
すると、何か傾向が見えてくると思います。
なぜ、自分の曲は自分らしくなるのか。
頭で作り出すコード進行が、あるパターンとなって記憶されているからだと思います。
頭でギターのコード進行を考えて、あるパターンから抜け出せないときは、自分の作ったコード進行を度数で表してみて、一部分のコードを変えてみてください。
そして、自分の好きなようにアレンジして、度数で表したコード進行のストックを貯めていけばいいです。
・まとめ
作曲のコツはまず第一に「フィーリングを大切にする」ということです。
何度も何度もコード進行を作ってみてください。
そして、次はコード進行を度数で表してコード進行を分析してみてください。
自分のコード進行をアレンジして、素敵なコード進行をストックすることが、より表現豊かに作曲する極意となります。
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