この記事の信頼性
- 筆者は颯 Souで作曲家です
- アコギが好きです
- ボカロ曲は20曲リリースしました
- このブログを「soublog」と覚えてください
- 読者に有益な情報となり、少しでも日々の生活を明るくできるよう心がけて執筆します
DAWで私が使っているのは、CUBASEというソフトウェアです。
とても使いやすくてお勧めです。
Cubaseのグレードは、AI→Elements→Artist→Proの順に上がっていきます。
また、それに伴って価格が上がります。
鰻重の梅→竹→梅みたいなものだね(^^♪
・Cubaseの選び方
・Cubaseの基本性能のグレード比較
Cubaseの主な機能の比較は下記。
Cubase Pro12 | Cubase Artist12 | Cubase Elements12 | Cubase AI 12 | |
販売リンク | Cubase Pro 12 通常版 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】 | Cubase Artist 12 通常版 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】 | Cubase Elements 12 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】 | バンドル製品 |
オーディオエンジン | 64bit | 64bit | 64bit | 64bit |
最大サンプリングレート | 192kHz | 192kHz | 192kHz | 192kHz |
MIDIトラック | 無制限 | 無制限 | 64 | 48 |
オーディオトラック | 無制限 | 無制限 | 48 | 32 |
VSTインストルメント トラック数 | 無制限 | 無制限 | 24 | 16 |
VSTインストルメント数 | 4 | 4 | 2 | 2 |
インストルメントの サウンド数 | 3000以上 | 2600以上 | 1000以上 | 185以上 |
VST オーディオエフェクト プラグイン数 | 81 | 59 | 45 | 28 |
VST MIDI エフェクト プラグイン数 | 18 | 18 | 0 | 0 |
最大入出力数 | 256 | 32 | 24 | 16 |
オーディオチャンネル インサートスロット数 | 16 | 16 | 8 | 4 |
グループチャンネル数 | 256 | 32 | 16 | 8 |
エフェクトセンド / リターンチャンネル数 | S:8 - R:64 | S:8 - R:64 | S:8 - R:8 | S:4 - R:4 |
インストゥルメント スロット数 | 64 | 32 | 16 | 8 |
MIDI プラグインインサート スロット / センド数 | 4 | 4 | 0 | 0 |
オーディオエンジンはいずれのグレードも64bitで処理制度は高いです。
32bitより64bitのほうがきめ細かく音質がいいぐらいに思っておいてください。
最大サンプリングレートはいずれのグレードも最大192kHzで高性能です。
サンプリングレートは、アナログの生音をデジタルにして取り入れるときに、どれくらいの刻みで取り込むかを表しています。
細かいほど再現性が高いといえますが、最大192kHzも出せれば問題ないです。
VSTインストルメントトラック数とは、標準で搭載されている、ドラムソフトやシンセサイザー等のバーチャルソフトで作成できるトラックの制限値です。
例えば、Cubase Elements12ではトラック作成数が24に限られていることから、たくさんトラックを作りたい方は無制限となるCubase Pro12やCubase Artist12がおすすめです。
VSTオーディオエフェクトのプラグイン数もグレードが上がるほど多く、Elements12では45、Artists12では59、Pro12では81になります。
多いほうが多彩な音の表現が可能になります。
・Cubaseの主な機能のグレード比較
Cubaseの主な機能で、これはほしいと思う機能を挙げます。
Cubase Pro12 | Cubase Artist12 | Cubase Elements12 | Cubase AI 12 | |
販売リンク | Cubase Pro 12 通常版 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】 | Cubase Artist 12 通常版 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】 | Cubase Elements 12 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】 | バンドル製品 |
VST Amp Rack | 〇 | 〇 | 〇 | |
VariAudio 3 | 〇 | 〇 | ||
オーディオワープクォンタイズ | 〇 | 〇 | ||
コードアシスタント - 近接モード | 〇 |
Pro12, Artist12, Elements12には、VST Amp Rackがついています。
オーバードライブをかけたいときなどに使えますよ。
ええ、AI12ではオーバードライブ使えないの・・・
と思うかもしれませんが、私の知る限りではありませんでした。
なので、オーバードライブかけたい人は、有料版のElements以降の商品を買う必要があります。
Pro12やArtist12にはVariAudio3(ピッチ補正)がついています。
ちょっと、後で歌声直してくれる?
ボーカルから依頼されたけど、、あ、そうだVariAudio3があるじゃん・・・
なんてシチュエーションはDAW職人にはよくありますよね。
Pro12やArtist12にはオーディオワーククウォンタイズがついています。
オーディオに対してクォンタイズを行えます。
うわ、、ちょっとギターの入りが悪かった・・・
こんな時、オーディデータの音のずれを修正するときに役立ちます。
何回も取り直しという煩わしさを抑えることができます。
Pro12にはコードアシスタント - 近接モードがついています。
これは一連のハーモニックの法則を使用して、起点コードに合うコードが提案されます。
初心者におすすめなのは、意外にもCubase Pro12になります。
なぜなら、オーディオワーククウォンタイズやコードアシスタント機能が、初心者ならほしい機能だからです。
CubaseのグレードはPro,Artist,Elements,AIのどれがおすすめ?
・無料のCubase AI
Cubase AIでもボカロで歌わすことが可能です。
Cubase AIはSteinbergやヤマハの商品にバンドルされています。
・Cubase Elements 12
Cubase AIでは、ギターの歪み系のエフェクターであるディストーションはあってもオーバードライブがありません。
しかし、Cubase Elementsには、オーバードライブが収録されています。
VST Amp Rackというプラグインです。
VST Amp Rack はパワフルなギターアンプシミュレーターです。
ギターをしているならCubase Elemtentsはおすすめです。
人のレコーディングをすることなく、ボカロ専門ならElementsで十分かもしれません。
Cubase Elements 12 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】
・Cubase Artist 12
Artist12はElementsより付属オーディオエフェクトのプラグイン数が充実しています。
VST Amp Rackで、オーバードライブのギターエフェクトがかけられます。
ボーカルの歌声のピッチ補正をする必要が出てくる人におすすめなのがArtist12。
強力なピッチ補正である「VariAudio3」が収録されています。
Artistのグレードからは、「オーディオワーククウォンタイズ」が収録されていて、オーディオデータのリズムのずれを修正でき、初心者におすすめです。
Cubase Artist 12 通常版 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】
・Cubase Pro 12
Cubaseの最上位モデルです。
Pro12はArtist12より付属オーディオエフェクトのプラグイン数が充実しています。
VST Amp Rackで、オーバードライブのギターエフェクトがかけられます。
また強力なピッチ補正である「VariAudio3」が収録されています。
「オーディオワーククウォンタイズ」が収録されていて、オーディオデータのリズムのずれを修正できます。
またPRO12のグレードからは「コードアシスタント - 近接モード」の機能がついていて、初心者にはおすすめです。
Cubase Pro 12 通常版 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】
なんでも「ええもの」が好きな人は、迷わず最上位モデルかな!?
・インストールガイドはこちら。
・CUBASEの無料体験版があります
Steinberg公式から、30日間の無料体験版を利用することができます。
まずは、こちらで使い心地を試してみてはどうでしょうか。
Cubaseの使い方は下記です。
・CUBASEの無料版AIの入手法について
無料体験版は嫌だ。
どうせなら、製品版がほしい。
そんな方におすすめなのは、無料版のCUBASE AI。
SteinbergやYamahaの商品を買うと、付属されている場合があります。
詳細は下記。
僕も最初はバンドルされたCubase AIを使ってたよ。AIはとっても優秀なんだ!
・よくある質問
・Cubaseのアップデートとアップグレードとは何?
Cubaseのアップデートとは、Cubase Elements 9からCubase Elements 12など数字の部分をバージョンアップすることを言います。
アップグレードとは、上位のグレードを使うことで、AI→Elemtns→Artist→Proの順にグレードが上がります。
アップグレードする際に心配になるのが、今使っているボカロや、ピアノやドラムなどのプラグインが使えるか。
私がCubaseをアップグレードした際の体験談をお伝えします。
CubaseアップグレードのQ&A!これまでのボカロやプラグインは使える?
・Cubaseのクロスグレードとは?
Cubaseとは違う他社のDAWソフトを持っている場合、お得にCubase商品を手に入れることができます。
例えば、
・対象他社商品 (22/03/08現在)
音楽制作ソフトウェア: Ability Pro / Ableton Live 8以降/ Apple Logic 9 以降 / Avid Pro Tools 9 以降 / Bitwig Studio 1 以降 (Bitwig 16-Track を除く) / Cakewalk Sonar X2 以降 (?Cakewalk by Bandlab 版を除く) / Cockos Reaper / Imageline FL Studio 11 以降 / Magix Samplitude Pro X 1 以降 / Magix Sequoia 9 以降 / MOTU Digital Performer 7 以降 / Presonus Studio One / Propellerhead Reason 6 以降
であれば、Cubase Proが購入できるなど、クロスグレード版を購入するための条件が販売ページに記載されています。

・まとめ
Cubaseのグレードの比較を行いました。
グレードには、Pro12, Artist12, Elements12, AI12がありますが、初心者におすすめはPro12です。
理由は、オーディオワーククウォンタイズやコードアシスタント機能が、初心者ならほしい機能だからです。
Cubase Pro 12 通常版 DAWソフトフェア【サウンドハウスで見る】
以上、参考になれば幸いです。