この記事の信頼性
- 筆者は颯 Souで作曲家です
- アコギが好きです
- ボカロ曲は20曲リリースしました
- このブログを「soublog」と覚えてください
- 読者に有益な情報となり、少しでも日々の生活を明るくできるよう心がけて執筆します
盛り上がるエモいサビのメロディの作り方を知りたい!
この悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「サビのメロディの作り方」を実践すれば、心を動かすサビのメロディを作れるようになりますよ。
答えをいうと、カノンコードというコード進行使えば初心者でも簡単にサビを作ることができます。
記事前半では「カノン進行のコード進行とは?」を、記事後半では「エモいサビのメロディの作り方」について解説するのでじっくり読んでくださいね。
・カノン進行のコード進行とは?
サビが盛り上がらないと、作曲で困っていることはないでしょうか?
誰でも、あるコード進行を使えば盛り上がるという必殺のコード進行があります。
先日次のようなツイートをしました。
サビをどのように作曲したらいいか悩んでいませんか?
盛り上がるコード進行があります。
それはカノン進行と呼ばれるものです。
多くのヒット曲のサビで使われる王道の進行です。
引用:エックス 颯 Sou
カノン進行と呼ばれるものですね。
・カノン進行のコード進行
カノン進行は、次の通りです。
(度数表記)
I → V → VIm → IIIm → IV → I → IV → V
(キーがCの場合)
C → G → Am → Em → F → C → F → G
このコード進行で、カノン進行が使われている大塚愛のプラネタリウムのサビを口ずさめば、なるほどと分かるはずです。
・盛り上がるサビの例
これがどれほどの威力かというと、楽曲を聞いてみたほうが早いです。
大塚愛のプラネタリウム。
この曲のサビはカノン進行が使われています。
どうですか?
あなたも使ってみたくなりませんでしたか?
使うのは、とても簡単です。
カノン進行のコード進行を当てはめるだけです。
・カノン進行の由来
カノン進行は、ヨハン・パッヘルベルという作曲家のカノンという曲が元となっています。
ウィキペディアによると、ヨハン・パッヘルベルは、バロック期のドイツの作曲家です。
南ドイツ、オルガン楽派の最盛期を支えたオルガン奏者で、教師でもあります。
・エモいサビのメロディの作り方
サビのメロディの作り方は次の手順で行います。
- カノン進行を使う
- メロディのリズムを決める
- 音符を割り当てる
- サビを16小節分作る
順番に解説します。
①カノン進行を使う
コード進行はカノン進行を使います。
(度数表記)
I → V → VIm → IIIm → IV → I → IV → V
(キーがCの場合)
C → G → Am → Em → F → C → F → G
となります。
②メロディのリズムを決める
次に、メロディのリズムを決めます。
コード毎に作っていきます。
例えばキーがCの場合、コードがC → G → Am → Em → F → C → F → Gのメロディのリズムを、
「タンタン タタタタ ターーー アーウン ターター タタタタ ターーー アーウン」に決めたとします。
③音符を当てはめる
コード進行がC → G → Am → Em → F → C → F → Gで
リズムが、「タンタン タタタタ ターーー アーウン ターター タタタタ ターーー アーウン」
に対して、音符を割り振ってみます。
「ドードー シラソファ ミーーー ーーーー ファーファー ファミドミ レーーー ーーーー」
このようにして、カノン進行に対してもリズムと音符を割り当てていきます。
④サビを16小節分作る
今回はサビを16小節で作ります。
お分かりのように、
C → G → Am → Em → F → C → F → G(8小節)
だけでは、曲が終わった感じしないですよね。
実際には、続きがあります。
その際は少しアレンジして、追加で8小節+α、例えば
C → G → Am → Em → F → F→ F → F(8小節)
C(閉じる分の小節)
を作るといいですね。
例えば、
「ドードー シラソファ ソラシド _ミミレ ドーーー _ミミレ ドーーー ーーーレ」
「ドーーー」
など。
・まとめ「【超簡単】エモいサビのメロディの作り方!J POP王道の盛り上がるカノン進行を使う」
J-POPの王道のサビの作り方として、カノン進行を紹介しました。
カノン進行は、パッヘルベルのカノンという曲がもとになったものです。
大塚愛のプラネタリウムの曲以外にも、たくさん使われています。
例えば、Mongol800の小さな恋の歌なんかもカノン進行を多用していますね。
あなたの好きなJ-POPもカノン進行がつかわれているかもしれませんよ。
サビのメロディの作り方は次の手順で行います。
- カノン進行を使う
- メロディのリズムを決める
- 音符を割り当てる
- サビを16小節分作る
カノン進行を使えば、作曲初心者でも簡単に心動かすサビのメロディが作れるので、ぜひやってみてください。
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