費用対効果は数式で表すべき!AIロボットオーナーの例で解説

費用対効果は数式で表すべき!AIロボットオーナーの例で解説

STEAM

公開日2020/7/22 更新日2020/7/22

・はじめに

こんにちは、soublogを運営している作曲家の颯 Souです。

【経歴】
京大院卒業・航空宇宙/大企業でエンジニア/
自由を求め脱出/作曲家・ブロガーのフリーランス/
STEAM教育の大切さに気づきSTEAM教育オンライン研究所設立/研究所所長兼任
【経過】
19曲リリース/AWA動画広告BGMプログラム採用/
soublog358記事/月1万5千PV/
ラズパイ・Python実験中

費用対効果を考えずにビジネスをしていませんか?

費用対効果を考えないでビジネスをはじめると、たくさん働いてもほぼ儲けがでず、いつまでたっても楽にはなりません。

私は、サラリーマンをしているとき、プロジェクトを計画するときは必ず費用対効果を計算させられていました。

いったいどれぐらいの効果があるのだろうか、最初に調べておくことはビジネスの基本なんです。

費用対効果を考えてビジネスをすると、ビジネスを行う説得力が増します。

提案ですが、今一度あなたの費用対効果を計算してみてください。

費用対効果は数式で表すとどこを改善したらいいかというのも見えてきます。

今回は初めての人でも費用対効果の考え方をできるように解説します。

読者も楽しめるように、AIロボットのレンタル業をした場合を想定してみました。

目次は次の通りです。

  • 費用対効果は数式で表す
  • 数式を書くことで分かること
  • まとめ

・費用対効果は数式で表す

費用対効果は式で表す必要があります。

具体的に下記事例を考えたいと思います。

・AIロボットオーナーの事例

時は2050年。

世の中にはAIロボットがあふれている。

AIロボットのオーナーとなって、AIロボットのレンタル業を営もうと考えている。

AIロボットの一台の仕入れ費は100万円。

AIロボットは、仕事を人間の子供の用に学ぶことができて、人間より成長する速度が格段に速い。

AIロボットを保管するには、倉庫とオフィスが必要だ。

倉庫を建てるには500万かかり、土地の賃料は毎月5万円。

条件として、AIロボットのレンタルは人気で、初月からお客さんがつくとする。

費用対効果の計算

支出の計算

AIのロボットの仕入れ数を$x$とします。

すると、ロボット購入費は$100x$(万円)

また、倉庫をレンタルする月は$m$とすると、

倉庫の費用は、$500+5m$(万円)

収入の計算

$x$体のAIロボットを$m$か月間、1体あたり$y$万円でレンタルすると、収入は$ymx$(万円)

キャッシュフローの計算

$キャッシュフロー=収入-支出$

なので、

$キャッシュフロー=収入-支出=ymx-(100x+500+5m)$(万円)

=$ymx-100x-5m-500$

=$(yx-5)m-100x-500$

実際の数字を当てはめてみましょう

変数がロボット仕入れ数$x$と運用月$m$と、レンタル費$y$とします。

$x=1,m=12,y=10$(万円)

つまり、ロボット1台を12か月、1か月あたり10万円で貸し出した場合ですね。

キャッシュフローは、

$キャッシュフロー=(yx-5)m-100x-500=(10*1-5)*12-100*1-500=60-100-500=-540$(万円)

つまり、上記条件で1年運用しても540万円の赤字なんですね。

それでは、

$x=10,m=120,y=10$(万円)

つまり、ロボット10体を10年(120か月)、1か月あたり10万円で貸し出した場合です。

$キャッシュフロー=(yx-5)m-100x-500=(10*10-5)*120-100*10-500=11400-1000-500=9900$(万円)

上記条件だと、9900万円の黒字になりますね。

数式を書くことで分かること

キャッシュフローを数式で書くと分かることがあります。

それは、変数がロボット仕入れ数$x$と運用月$m$と、レンタル費$y$でしたがそれらの関係性です。

ここで、解析をするために重要なのは、条件を与えることです。

例えば、「キャッシュフローがプラスとなるには、何か月かかるか?」とう疑問も解決してくれます。

そのときは、$キャッシュフロー>0$の条件を入れて、$m$について解けばいいんです。

$キャッシュフロー=(yx-5)m-100x-500>0$

$(yx-5)m>100x+500$

$m>\frac{100x+500}{yx-5}$

ただし、$m>0$です。

これを解いて、表にしてみました。

キャッシュフローが0となるための運用月の表。月当たりのレンタル費とAIロボットの数を変数とする。

この表は、キャッシュフローが0となる場合の運用月$m$の値です。

例えば、

$y=1,x=5$だと、$m$の値は無限大になっており、一生キャッシュフローはゼロになりません。

また、

$y=10,x=10$の場合だと、$m=16$、すなわち16か月でキャッシュフローをゼロにすることができます。

このように、キャッシュフローを数式で考えて、条件を与えることで、解析することができます。

・まとめ

費用対効果は式で表してみましょう。

キャッシュフローは収入と支出の差で、

$キャッシュフロー=収入ー支出$

また、式で表したら、具体的な数字を入れてみてください。

式の有効性を確認できます。

そして、条件を与えて解析してみてください。

以上、参考になれば幸いです。

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